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診療科・部門紹介

痔核の新しい治療法

痔核(いぼ痔)とは

  • 痔核(いぼ痔)
  • 痔核(いぼ痔)は、肛門への負担により、肛門周辺粘膜下の、肛門を閉じる働きをするクッション部分が大きくなり、出血したり肛門の外に出てしまうような状態のことです。
  • 痔核には、直腸側にできる内痔核と、肛門側にできる外痔核があります(外痔核をともなった内痔核という状態もあります)。

四段階注射法の特徴

四段階注射法は痛みがなく、入院期間が約3日間と短く、費用は3割負担の方でも5万円と、
身体、時間、お金の負担が少ない、患者さんに優しい治療法です!

既存の治療法 『手術』 新しい治療法『四段階注射法』
特徴 痔核の根部血管を結紮し、痔核を放射状に切除する手術です。 内痔核に、硬化薬を投与して、痔核に流れ込む血液量を減らし、痔核を硬くして粘膜に癒着、固定させる治療です。
治療期間 7~10日位の入院期間が必要。 約3日間の入院。
手術よりも圧倒的に入院期間が短い。
痛みは? 術後数日間は、比較的痛みが強い可能性があります。
術後出血の可能性もあります。
痔核の痛みを感じない部分に注射するので、傷口から出血する、傷口が傷むことはほとんどありません。
誰でも
受けられるの?
あらゆるタイプの痔核に対応可能ですが、切除サイズ設定と実施に医師の経験が必要です。 人工透析をしている方や、腎臓に障害のある方は適用外。高度な技術が必要な治療法なので、医師の経験、能力が必要です。
治療効果 年間2%程度の再発率があるというデータがあります。 手術と同等の効果を得られる(痔核の消失率は、注射後28日で手術と同程度)というデータがあります。
費用 医療保険3割負担の場合約10万円 医療保険3割負担の場合 約5万円

四段階注射法の具体的な歩法

  • 四段階注射法の具体的な歩法
単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術 図1
  • ・四段階注射法は、身体の負担、時間の負担、お金の負担が少ない治療法ですが、他の治療方法同様、再発する可能性、合併症の危険性(硬結、疼痛、排便困難、排尿困難、浮腫など)、副作用(発熱など)、治療の不適用条件はあります。詳しい内容については、外科医師にご相談下さい。
  • ・船橋総合病院の外科では、退院後の患者様の生活も考え、できるだけ患者様の体や時間などに負担がかからないような治療方法を、これからも採用していきます。

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船橋総合病院 外科


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